2022/09/27
【家づくりの疑問】上棟式って何?必ずやらなければいけない?
今回は、「上棟式」についてお話します。
上棟式とは、家を建てる際に行う建築儀礼のひとつ。無事に棟が上がったことをみんなでお祝いし、完成したあとも建物が無事であることを願う式です。
「建前(たてまえ)」や「建舞(たてまい)」とも言い、幣束(へいそく)と呼ばれる祭具を立て、棟の四隅の柱にお塩、お酒、お米をまいて天地の神様にお祈りをします。
また、集まったご近所の方たちに向けて、お餅をまいてお祝いすることもあります。
最近は上棟式を行わない業者も増えていますが、弊社は全施工現場で実施しています。上棟式で使う小物一式(棟札、御神酒、塩、米)は、弊社でご用意します。
お施主様がご祝儀や引き出物などを用意する場合もありますが、あくまでも「気持ち」なので無理をして用意する必要はありません。
当日は、家の骨組みから屋根までを1日で一気に組み上げる「棟上げ」を行う特別な日でもあります(※1)。
出席するのは、お施主様はじめ、棟梁や大工さん、施工に関わるスタッフ。上棟式は、棟梁や建築に関わった大工さんたちを労う、という意味もあるのです。
近年では上棟式の神事のみ執り行い、出席者全員で御神酒(おみき)をいただく「お供え物下げの儀」や、餅まきを行う現場が少なくなりました。
もちろん、お施主様からのご要望があれば、一連の上棟式や餅まきを行うこともできます。
また、上棟式は「建築吉日」に行う方が良いとされています。
住起産業では、日取りの良い土・日曜に上棟式を行うことが多く、小さなお子様も一緒にご参加してくださることが増えました。
しかし、お施主様とご家族が、棟上げの日や上棟式を「家族にとって特別な日」「節目の日」と捉えてくださっているようです。お子様たちが大きくなっても、この日が家族の大事な思い出として、いつまでも心に残るよう願っています。
お問い合わせ・ご相談は、
住起産業株式会社
フリーダイヤル 0120-36-1082(営業時間/8:30〜17:30)、
もしくは公式サイトのお問い合わせフォーム からどうぞ♬
【注】(※1)スケジュールの都合等により、上棟式と棟上げを別の日に行うこともあります。